天邪鬼のかばん(Кошка)
「瓜子姫」の話に出てくる天邪鬼の残忍さには、誰しもが震え上がったと思う。少なくともコーシュカさんはそうだった。
留守番中の瓜子姫に、「指一本ぶんだけ(戸を)開けてくれーやー」と言ってまんまと遊びにつれ出し、柿の木にひとりで登って渋柿を姫に投げつける天邪鬼には。
お話は諸説あるみたいだけど、やっぱりこの柿というモチーフがいいんじゃないだろうか。
そして天邪鬼のイメージは緑。絶対に緑。なぜだかはわからないけど。
当初、倒れこむ瓜子姫の画も入れようとしたが、サバーカ姐に止められ天邪鬼ひとりになった。でもこの天邪鬼、嬉しそうだね。